かるがも矯正歯科ブログ

2016年11月

バイトの矯正医

2016年11月21日

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 寒さが増す、今日この頃です。

最近の矯正相談から、思ったこと。

普通の一般歯科の医院に、月1〜2回矯正専門の先生がバイトに来ている医院があります。実際、私もかつて、バイトに出かけていました。

そのこと自体は、問題がないように思います(その医院の矯正専門でない院長が、実験的に患者さんを治療するよりは、、、、)。

でも、矯正治療は、成長と後戻りをしっかり経過観察していかなければなりません。小学校1年生の子が、二十歳になるくらいまで。。いや、もっと。大人になるまで。。そして、後戻りがあった場合、小さい頃の資料をもとに再治療をしなければなりません。

本当の矯正治療とは、長期間、診ていく治療を言い、その結果を、自分の臨床経験とし、次のケースに生かせる人を本当の矯正医だと思っています。

そのバイトの先生は、これからもずっと、上越に来るのでしょうか??いつか、開業して他の矯正の先生に変わるのではないでしょうか???自分が矯正治療で歯並びを改善した患者さんに、これからも、長期間、責任を持てるでしょうか??

私が、もし子供の親だったら、バイトの先生には矯正治療して欲しくありません。長期間診ていただける先生にお願いするでしょう。

かつて、わたしも矯正のバイトをしていました。いつも思います。あの子、どうなってるかな???やっぱり、長期間にわたる矯正治療は、月に数回、小遣い稼ぎに来るバイトの先生がやってはいけない気がします。

矯正歯科学会に行きましたが、現在、日本の矯正の約7割は、こうしたバイトの矯正の先生か、矯正専門ではないそこの医院の院長や先生が行っているそうです。特に、東京を中心とした都会は、ほとんどが、専門医以外の治療だそうです。矯正の質が下がることが懸念されます。

新潟県 上越市 かるがも矯正歯科(歯並び 歯列矯正 顎変形症 歯列矯正 小児矯正)

院長 新部 洋史

 

 

休診日のお知らせ

2016年11月07日

 日本矯正歯科学会が、徳島で行われます。学会参加のため、平成28年11月9日(水)は休診とさせていただきます。

 

新潟県 上越市 かるがも矯正歯科(矯正歯科 歯並び 歯列矯正)院長 新部 洋史

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