歯並びでお悩みの方は
上越市のかるがも矯正歯科へ

秋。今日は、人間ドッグです。検査で引っかかるのではないかという根拠のない不安と朝から食事抜きというストレスの午前中です。早く検査が終わって、焼き肉が食べたい。

・先日、同級生から「自分の母親の歯が汚れているのでクリーニングしてほしい」と連絡があった。話を聞くと、そのお母さんは末期のがんで、ずっと３年ほど介護状態らしい。。。。。。。　　　彼とは、私が上越に帰ってきてからよく飲んだり、ゴルフに行ったりしていたが、彼はいつも笑顔だったし、彼の口からその話を聞く事はなかった。そうとは知らずに、一緒に遊んでいた自分を恥ずかしく思った。

・ある開業している先生の話である。私と同じ大学だが、知識も技術も申し分ないようなイメージの先生である。お酒が進む中で、自分の医局時代の話をしてくれた。（そこの教授は、少しお金の匂いのする教授で有名だったことは風の噂で聞いていた。）歯学部６年生になり、卒業を控え、その医局に入局すると決まった時、そこの医局の慣例として、「ありがとうございます」ということで、自分の両親と教授夫妻と会食をするという事があったらしい。（そして、その支払いは、両親がする。）そして、その先生はそれをしなかったそうです。「両親は歯医者でも何でもなく、金もないし普通の人だし。嫌だった」そのせいもあって同期で自分だけ浮いていた存在だった。。。。。。。　　　先日、その先生のお父さんが亡くなったそうです。その時も、公にしなかった事を、周囲から聞きました。なんで教えてくれないの？という声もありましたが。私は、何となく気持ちが分かる気がします。

人と付き合いしていくと、その人を分かったような気になりますが、、、、他人には分からない、事情がある。そして、それは、触れてはいけないのかもしれない、、、もし、自分の親しい人に不幸なことが起こったら、知ったかぶってはいけない。そっと、そばに、寄り添っているだけでいいのかもしれない。

新潟県上越市　かるがも矯正歯科（矯正歯科　歯並び　顎変形症）院長　新部洋史

先週の土曜日は、歯科医師会の学会がありました。

テーマは、顎関節症。

新潟大学矯正歯科学教室にいたときお世話になった先生が、講師でした。

現在は、違う大学で矯正科の教授をしているので、昔と違い、偉くなってしまいました。

その分、少し緊張しましたが、、、、全く、昔と同じように接していただき、うれしかったです。

私も昔を懐かしく思い出しました。

顎関節症の原因として、統計学的に、噛み合わせが関係する割合は、約10%にすぎません。残りはほかの要因です。

噛み合わせが悪いために顎関節症になる事は、あまりないという事です。逆に言うと、矯正治療をして正しい噛み合わせになっても、顎関節症が治るとは限りません。

この事実を分かっていない歯科医師が未だ多く居るような気がします。そのせいか、患者さんも噛み合わせが悪いから顎関節症なんだと思っている方が多いような気がします。

新潟県上越市　かるがも矯正歯科（矯正歯科　歯並び　顎変形症）　院長　新部洋史

 矯正について、ネット調べてくる患者さんが増えてきました。

http://blog.tatsuru.com

私が愛読している 内田先生のブログです。

新潟県　上越市　かるがも矯正歯科（歯並び　矯正歯科）　院長　新部洋史

 矯正治療について前の歯医者さんからの紹介状がない限り、継続治療を行う事はできません。

術前が分からないからです。

そして、紹介状を書かない先生は、矯正の専門医ではありません。

矯正専門であれば、自分で行った診断は、最後まで責任を持って治療を行うべきだし、患者さんが転居しても責任を持つように教育されてきているはずです。

そして、紹介状があっても、前医において無理な診断が行われていた場合は、引き受ける事はできません。

特にに〜療法とか〜床研究会とか、、、、に入っている先生の行った、顎を無計画に拡大した症例に関しては、引き受ける事ができない場合があります。大変申し訳ありません。

新潟県　上越市　かるがも矯正歯科　（矯正歯科　歯並び　顎変形症）　院長　新部洋史

 上越市のNPO法人の行っているマッサージで、代表が行った施術で赤ちゃんが亡くなり警察が入ったそうです。

昨年にも赤ちゃんが亡くなったそうです。

マッサージは、首をひねったりするそうです。かなり無理な角度まで、間接を曲げたりするそうです。

上越市を拠点に本も出していて、全国的に有名だったのだと思います。

ネットで調べると、「免疫を高める。」「左右対称にハイハイする」そして、「「対面だっこ」赤ちゃんと向かい合ってだっこする効果」」いかにも世のお母さん受けする内容です。

ネットで、かなり情報発信、宣伝をしています。

私が関わる矯正で言ったら、

「早いうちから噛み合わせのいい子にするために。食品。食事指導。器具。。。。

「早いうちからこの装置を使えば、歯並びはよくなります。」

「歯を抜かなくても矯正できます。」

みたいなものです。全く間違いではないけれど、それを患者さんに行ってはいけないと思う。なぜならば、客観的な効果のある証拠はないのだから。

もし、本当に効果のあるものであったら、全国的に広まっているはずです。医療関係のの人は、みんな最新の情報を国内や国外から得ていますから。

逆に考えると、ネットで調べて行き着くような医療健康情報は、全国的になっていない危険な情報だと思います。

探った人は、やっと見つけた、たどり着けたと思うかもしれませんが、全国の逸品を探すのとは違います。

逆に、医療関係の人間は、正しい情報を発信するべきだと思います。ついつい世間受け、お母さん受けするようなものを発信しがちですが、医療情報に関しては正しい情報を。。。。。そして、人は１人１人違いますから、、、全員が同じ方法で治るとは限りません。

この夏の話です。

別の県の歯科医院で、床タイプの矯正装置で治療が行われていた子供さんが、継続治療を希望して、うちの医院に紹介されてきました。（こういうタイプの装置を使う先生はもちろん矯正専門ではありません。研究会のメンバーです。本も出ています）

右の第２小臼歯が先天的になく、隙間が空いていました。どう見ても治ってはいません。

その事を丁寧に説明しましたが、いくら説明しても、ご両親は治っていると思っているようです。

よほど、前の先生の事を信頼しているのでしょう。その研究会の本も出ていますから信者に近いと思います。ほんとうに残念です。かわいそうです。その後、どうなったかは分かりませんが、恐らく、同じ研究会に入っている近くの医院へ行ったでしょう。

矯正治療は、インプラントと違って健康被害が出にくいため、人が亡くなる事はないと思います。でも、命に関わらないからこそ、日々の生活をよくするためだからこそ、ちゃんと治療しなくては行けないと思う今日この頃です。

新潟県　上越市　かるがも矯正歯科（矯正歯科　歯並び）　新部洋史

私の父親は、長い間、小学校の教員をやっていた。

私が小学生くらいの頃だろうか？

いつも帰りが遅かった父親（恐らく飲み歩いていた）について、

「この人は本当に、昼間まともに仕事をしているのだろうか？」と思うようになった。

そんな興味から、ある時、ふと、父親が小学校の卒業生のために書いた文章が載っている、広報を目にした。

その文章のタイトルは、「鉄は熱いうちに打て」文章の内容は覚えていないが、卒業生のはなむけの文章だったんだと思う。

そして、その後、何回か、父親が書いた、同じような卒業生に向けたはなむけの文章を見る機会があった。が、そのタイトルは、いつも「鉄は熱いうちに打て』

「鉄は、熱いうちならどんな形にでも変化する。」ということを、人生に例えたのだろう。

その事を思い出すたびに、私は思う。

鉄は、熱いうちなら確かにどんな形にでも変化する。

人のために役に立つ道具、器具。逆に人を殺害する武器。

そして、人のために役に立つ道具であっても、包丁のような料理に役だつ時もあれば、人を刺す道具にもなる。

中学１年の長男は、今晩明日のテストに向けて、徹夜している。

「だから、言ったでしょ。早めに準備していれば、前もってやっておけば、徹夜しなくてすんだじゃん。。」って言いたいところだが、、、、、いや、じっと我慢。

鉄は熱いうちに打て。

最近口数の少ない長男。

自分は、どんな形、道具になるか、、、、模索している時期なのか？

それとも親ががある程度、打たなければいけないのか？

新潟県上越市　かるがも矯正歯科　（矯正歯科　歯並び　顎変形症）院長　新部洋史