かるがも矯正歯科ブログ

2009年3月

口こみ、評判サイト

2009年03月26日

~その1~ 
このIT時代。2chは、病院医院の誹謗中傷情報であふれています。デンター○イオンだか、デンター○ットだか名前は忘れましたが、各地域の歯科医院の患者さんからの評判や感想を投稿/掲示板形式で載せてあるインターネットのサイトがあります。しかも、歯科医院の順位付けまでされています。いい投稿が、多かったり、その歯科医院HPへのアクセスが多いと上位に上がる?んだと思いますが。。。。歯科医院に限らず、医院、病院にも似たようなサイトがあります。

どこか旅行に行くとして、宿やホテルをインターネットで検索する時、お客さんの口コミ、感想、投稿のようなものが出ています。ランキングまでされています。その口コミや感想は、利用するお客さんの声そのものを反映していれば有益な情報であると思いますが、一部のお客さんの偏った意見だったり、その宿の従業員の自作自演の投稿だったり、また、中には、ライバル同業者が、「スタッフの態度がよくなかった。。。」などのによる誹謗中傷の書き込みをしたり。。。インターネット上の書き込みって言うのは、匿名性が強く、信ぴょう性に欠け、書いた人は言いたい放題、無責任になりがちです。インターネット上の匿名の情報はその程度のものだと私は考えます。病院、医院の投稿、掲示板もそんなものです。私は、そういうのに関わり合いたくないので、このHP会社の人に、いい口コミ情報だとかランキングだとかそういう掲示板、投稿系の投稿者の匿名性の高いサイトにうちの医院が乗ったら削除してもらうようお願いしてあります。

そして、こういうサイトの運営者についてですが、「もし、あなたのサイトの情報をみて、~の専門医だの、信頼が置けるだのの投稿j~治療をした患者さんが、その医院に行って、医療事故に会ったら責任取れますか??実際、最近あった、東京の眼科の近視矯正のレーシック手術の事故は、患者さんがインターネットで調べて、この医院の先生は、腕がよくて料金も安いということで、全国から患者さんが集まっていたそうです。でも、調べてみるとこの先生は、眼科が専門医ではなかったそうです。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090322-00000573-san-soci

~その2~
 先日、インターネットについて中学校の先生のお話を聞きました。ある学級で、掲示板形式の匿名サイトが立ち上がったそうです。最初は、何気ない学級の日常やたわいのないことが投稿されていたのですが、ある時から、ある生徒への個人攻撃的投稿が増えたそうです。「許せない」「ウぜー」そんな投稿です。その担任の先生は、非常に熱心な先生で、これはネット上のいじめだというこで、自分の学級の生徒に「個人への誹謗中傷はやめなさい、明らかにいじめです」と注意したそうです。すると、今度は、その先生に対する誹謗中傷が始まったそうです。「自分の担任する学級の生徒の誰かが、私のことを書いている。誰だろう??」すべての生徒を疑うようになったそうです。(でも実際イ書き込んだのは、インターネットは全世界から見られているので、その学級の生徒だとは限りませんが)そして、それは先生自身だけでなく、先生の家族への中傷へ。それ以来、その先生は精神的に病気になられ、休職中だそうです。
インターネット情報って便利だけど怖い。って思う今日この頃です。

 

 

 

春なのに

2009年03月25日

「春なのにお別れですか?~~」今日の朝。FMから懐かしい歌が流れてきました。春ですね。春は、別れと出会いの季節といいますが、私の中では、「別れの季節」というイメージのほうが強いでしょうか。暖かくなってもうすぐ桜が咲くなーと少し楽しみなj気持ちある一方で、なぜか、少し悲しい気分がのこります。そして当医院にいらしている、今回受験生患者さんも受験を終え、進路が決まりつつあるようです。みんなそれぞれの道で、がんばってね。

我が家は、共稼ぎです(我が家の家計、ジリ貧なので)。いつもこの時期になると、春休みが始まり、我が家の子供たちも休みになります。「どうしようっか」って相談が始まります。今回は、4,5日写真の新潟のばあちゃん家に預かってもらうことなりました。

金属の詰め物をし乳歯はどうなるの?

2009年03月24日

先日、あるお母さんから質問を受けました。
「子供の歯の虫歯に白い詰め物ではなくて、銀歯の詰め物をすると永久歯はどうなるんですか?」
答え「永久歯が下から上がってきて、乳歯は根が吸収されて、抜けます。」
写真は、子供の歯(乳歯)Eで、抜けた歯です。小さくて申し訳ないのですが、見えますか??
結局、乳歯の虫歯に、白い詰め物をしても、金属の詰め物をしても永久歯には関係ありません。
では、白い詰め物と金属の詰め物は何が違うのでしょうか?
答え「白いプラスチックか、金属か、その違いだけです。」
白いプラスチックの詰め物はは、見た目がいいですが、割れやすいです。あめをガリガリすると割れるかもしれません。金属の詰め物は、見た目が悪いですが、丈夫です。
ずばり言うと、材料が違うだけです。
それでもよく分からない人は、メールで連絡くださいね。

スタッフ便り~3月~その2~

2009年03月10日

こんにちは、笠尾です。

3月に入りましたね~もう春ですね…そして花粉シーズン到来ですね(>_<)
花粉症の人にとってはツライ時期ですね…そして私もツライです。ここ数年、春先になるとくしゃみと鼻水が大量に出ます。花粉症ですよね~きっと(´Д`)
とりあえず、市販の薬飲んでますが、何だか飲み続けいると効果がなくなってきている気がします…あんまりひどくなるようなら、医者へ行こうと思います!!
写真は妙高にある「武相荘」で食べた、ドラえもんのポケットです☆
こういうの作れちゃうってスゴイですよね(`・ω・´)メニューも色々あっておいしいですよ。
スタッフも若くて明るくフレンドリー?なカンジでイイとこだと思います☆

街場の教育論

2009年03月05日

私の上の子はこの春で、小学校2年生になります。これから、数年で、受験や進路の問題に出くわすでしょう。そのせいか、最近、「教育」「生き方」そんな感じのことに興味があります。
写真は、今日戸田書店で、手にした内田樹(うちだ たつる)先生の本です。フランス思想専門の神戸女学院の教授らしいです。不勉強な私は、この先生の名前を見たのは今日が、初めてですが、どうやらかなり有名な先生らしいです。そして、この本は、知る人ぞ知る昨年の年末から今年の始めにかけての、ベストセラー本だそうです。
この本が、面白いです。大学の講義録を編集したらしいのですが。日本の教育について論じてますが、押し付けがましい教育論でもなく。読みやすく。

まえがきより(引用)
~略~   「教育について熱く論じるのは、よくない」ということを熱く論じている本なのです。「政治家や文科省やメディアはお願いだから教育のことは現場に任せて、放っておいて欲しい」ということが本書が申し述べるほとんど唯一の実践的提言です。放っておかれるだけで教育にかかわる問題が一気に解決すると信じるほど私は楽観的な人間ではありません。でも、それによって教育が「これ以上悪くなる」ことは止められるという点については満腔(まんこう)の確信をもっています。   ~略~   どうぞお願いですから政治家の皆さんも教育評論家のみなさんもこのまま教育のことは忘れて。「金融危機」のことにでもご専心くださればと思います。

P109あたり(引用)
今の日本では、学力向上は「競争」」を通じて達成される、と上から下まで信じているます。~略~  けれども「競争に勝つ」ことの大切さだけを教え込んでいたら、子供はいずれ「自分一人が有能であとは自分より無能である状態」理想とするようになり、 ~略~ 本来、子供たちに最初に教えるのはどうやって助け合うか、どやって支援しあうか、どうやって一人では決して達成できないような大きな仕事を共同的に成し遂げるか。そのために必要な人間的能力を育てることに教育資源はまず集中されるべきでしょう。

私は、教育関係者ではありませんので、これについてコメントはしませんが、学校の先生や教育に興味のある方にお薦めの本です。

 

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