かるがも矯正歯科ブログ

2009年7月

プロの歯科衛生士

2009年07月28日

司馬遼太郎と村上春樹

2009年07月25日

最近、村上春樹さんの本がお気に入りです。

内田樹先生のブログです。http://blog.tatsuru.com/2009/07/23_1024.php
村上春樹は司馬遼太郎の後を継ぐ「国民作家」なのであるが、それに気がついている人は少ないという話。
「ねじ巻き鳥クロニクル」と「坂の上の雲」が同じ「マグマ」問題を扱っているということを言う人はあまりいない。。。。。「司馬遼太郎を読むおじさん」たちは村上春樹を読まず、「村上春樹をよむおねいさんたち」は司馬遼太郎を読まないという興味深い非対称。。。。。

ちなみに私は、司馬遼太郎さんの本も好きです。(おじさんです。)

東京に行ってきました。

2009年07月24日

昨日は、東京に勉強に行ってきました。そこで、たまたま偶然、大学の医局時代の後輩の先生2人と会いびっくりしました。懐かしかったです。 一人は、都内で開業するそうです。

「人は、子供を授かったときから、他人の苦しみや痛みが分かるようになる。なぜならば、一人でいるときは、自分中心だからだ。~~~育児については、自分の子供が、他人の痛みや苦しみが分かるようになったら、もう子育ての半分以上は終わりだと思う。」のような内容の文章を読みました。(内容はおおよそですがあってると思います。)新幹線の席においてある雑誌の伊集院静香さんのエッセイです。とっても印象に残りました。

帰った日の夜、長男に言いました。「今日は、誰と遊んだの?。」「友達を大事にしなよ。」

それにしても、帰りの東京からの新幹線の乗り継ぎでのPM6:39?発越後湯沢~直江津はくたか号は毎度、毎度混んでますね。昨日も指定席満席でした。

 

 

26年後 上越市で

2009年07月22日

今日は、皆既日食です。今回は沖縄のほうで見れるみたいですね。スタッフの一人が教えてくれました。今度の皆既日食が見られるのは、26年後の2035年9月2日10時頃だそうです。しかも、上越市でも見れるそうです。http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/jp21c/jpt2035.html 

26年後、私は、60歳を過ぎています。長生きして自分の目で見てみたいです。今一緒に働いているスタッフもおばさんになりますね。今、矯正治療している子供たちは、今の僕くらいの年齢になっている頃でしょうか??26年後、治療した咬み合せ、歯並びはどうなっているだろうか???って少し考えながら、なぜか不思議な気持ちになりました。

後悔しない歯科矯正

2009年07月21日

「後悔しない歯科矯正」(小学館)が発売されました。私が大学の頃、お世話になった先輩の先生達が立ち上げた日本矯正歯科協会が、監修しています。よかったら、買って読んでみてください。筆者の増田さんは、こんな歯科矯正治療は、「要注意!」と言っています。

・「絶対歯は抜かない」とうたう
・マウスピースだけで治るとうたう
・治療は、短期間とうたう
・見えない矯正を売りにしている
・費用の全額を最初に提示しない
・きちんとした資料を作成しない
・たくさんの診療科を看板に掲げている

あー夏休み。働くお母さんがんばれ!!

2009年07月16日

はまぐみ小児療育センターの思い出

2009年07月14日

新潟大学病院にいた頃、近くにある「はまぐみ小児療育センター」:小児歯科治療のバイトに行っていました。1週間に1回程度だったでしょうか??私の理解では「、お母さんと重度障害を持つ子供たちが一緒に生活できる、病院兼学校」というイメージでしたが?違ってたら、関係者の方すみません。

重度の障害を持った子供たちの歯科治療を行うのですが、口の中はよーく管理されていて虫歯もほとんどなかったように記憶しています。お口の中からばい菌が入らないように、クリーニングや虫歯の予防がメインになっていました。

そこには、眼の見えないTちゃん(小学2年生くらい)がいました。私は、少し戸惑いました。「まだ小さいのに眼が見えないなんて」。。でも、彼女は、元気がいいのです。「先生おはようございます!!!。」そして、気さくに話しかけてくれます。将来はケーキ屋さんになりたいといってました。大学の医局時代、矯正歯科にどっぷりとつかっていました。そして、時には、周りの先生から厳しい言葉をもらい落ち込んでいたときもありました。そんな時、僕は、逆に彼女から勇気をもらったものです。

うさぎ おいし かのやま

2009年07月09日

熱くて熱くて。いっつもビールの発泡酒を飲んでいます。下腹が出てきました。発泡酒のほうが、太らない気がして。

そういえば、いつだったか小学2年生の長男が、「口を大きく開けまして、♪♪ ~歌えバンバンバーン~」って口ずさんでたなーって思い出しました。自分も習った歌だから、きっと、音楽の時間に習ったんだろうなと思いながら、少し可愛らしく思いました。

昨日、帰宅したらが、「うさぎ おいし おいし かのやま~♪♪」って口ずさんでました。「習ったの?」って私が聞くと、「うん、今度、PTAで歌うんだって」と息子。「ふるさと」という曲だと思いますが、私は小学校のときに習って歌ったことはありません。習ってなくても、歌える。知ってる。やはり、年代を問わず、愛されている曲なんですね。

北朝鮮の拉致被害者の方が、日本に帰国されて、地元の友達とこの「ふるさと」を歌っている姿をニュースで見ました。そして、その方は、北朝鮮にいる時、いつも拉致された当時流行っていた、都はるみさんの「北の宿から」を口ずさんでいたそうです。「あなた変わりはないですか?日ごと寒さがつのります♪♪」この映像を見たとき、私は、涙があふれそうになりました。

「ふるさと」ですが、歌詞を見ると

  兎追いし彼の山 (うさぎおいし かのやま)
  小鮒釣りし彼の川 (こぶなつりし かのかわ)
  夢は今も廻りて (ゆめはいまもめぐりて)
  忘れ難き ふるさと (わすれがたき ふるさと)

です。笑い話で、『兎おいしい』 かと思っていたという話はよくある話ですが、恥ずかしながら、わたしは、『わすれ仇』かと思っていました。ふるさとというものがそう優しいばかりの場所ではないんだろうと¥自分なりに勝手に理解していました。違うんですね。(私の心が歪んでいたからかな???)

私は、附属小学校だったのですが、5年生のときに、上越を流れる関川を源流から直江津港まで1年かけて、歩いて、その流域に住む人たちの営みを知るという授業を受けました。その時、このふるさと上越地方の自然と流域の高田平野に感動した記憶があります。そして、流域の水力発電所を何箇所か見たとき、水の力で、電気が出来るなんてなんてすばらしいんだろうって思いました。ここ上越市は、やっぱり私のふるさとです。この地で、歯科医療に関れることに感謝しています。

 

「診断」は大事

2009年07月07日

矯正治療を希望される患者さんは、先生とよーく相談することをお薦めします。どこまで治したいかによりますが、質のいい治療を希望される場合は、矯正を専門としている先生がお薦めです。大学病院時代は、そういうことは出来ませんでしたが、僕は、出来る限り、患者さんとの相談の時間を取るように心がけています。

 そして、正しい情報を発信したいと思っています。もちろん、そのために自分自身、スタッフ自身、勉強しなければなりません。そして、当医院で治療するかどうかは、患者さんに決めてもらっています。

 例えば、当医院で、「歯を抜かなくては治療できない。」という診断を出したとします。この診断が、とっても大切です。これが間違っていたら、治りませんし、治療期間がかかりますし、何よりも抜歯した歯が無駄になってしまいます。この正しい診断を出す行為は、矯正医にとって苦渋の決断ですし、これが、正しければ、ほぼ治療は終了したといってもいいほど大切です。あとは、決められたとおりに、治療をするだけですから。

この抜歯矯正の診断をして、治療希望しなかった患者さんも多数います。その患者さんの中には、「抜かなくても治療できます」「もっと簡易な装置で治療できます」という先生のところで治療してもらっているかもしれません。それは、それでしょうがないことだと思っています。この診断でなければ、治療の質が保証できないからです。そして、1人の矯正歯科医としての責任が全うできないからです。具体的に言うと長期の安定した咬み合わせがつくれないし、口唇閉鎖を容易にさせることができないからです。 そして、矯正歯科医の端くれとしてのプライドです。

新潟大学矯正歯科学教室 同門会

2009年07月06日

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