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街場の教育論

私の上の子はこの春で、小学校2年生になります。これから、数年で、受験や進路の問題に出くわすでしょう。そのせいか、最近、「教育」「生き方」そんな感じのことに興味があります。
写真は、今日戸田書店で、手にした内田樹(うちだ たつる)先生の本です。フランス思想専門の神戸女学院の教授らしいです。不勉強な私は、この先生の名前を見たのは今日が、初めてですが、どうやらかなり有名な先生らしいです。そして、この本は、知る人ぞ知る昨年の年末から今年の始めにかけての、ベストセラー本だそうです。
この本が、面白いです。大学の講義録を編集したらしいのですが。日本の教育について論じてますが、押し付けがましい教育論でもなく。読みやすく。

まえがきより(引用)
~略~   「教育について熱く論じるのは、よくない」ということを熱く論じている本なのです。「政治家や文科省やメディアはお願いだから教育のことは現場に任せて、放っておいて欲しい」ということが本書が申し述べるほとんど唯一の実践的提言です。放っておかれるだけで教育にかかわる問題が一気に解決すると信じるほど私は楽観的な人間ではありません。でも、それによって教育が「これ以上悪くなる」ことは止められるという点については満腔(まんこう)の確信をもっています。   ~略~   どうぞお願いですから政治家の皆さんも教育評論家のみなさんもこのまま教育のことは忘れて。「金融危機」のことにでもご専心くださればと思います。

P109あたり(引用)
今の日本では、学力向上は「競争」」を通じて達成される、と上から下まで信じているます。~略~  けれども「競争に勝つ」ことの大切さだけを教え込んでいたら、子供はいずれ「自分一人が有能であとは自分より無能である状態」理想とするようになり、 ~略~ 本来、子供たちに最初に教えるのはどうやって助け合うか、どやって支援しあうか、どうやって一人では決して達成できないような大きな仕事を共同的に成し遂げるか。そのために必要な人間的能力を育てることに教育資源はまず集中されるべきでしょう。

私は、教育関係者ではありませんので、これについてコメントはしませんが、学校の先生や教育に興味のある方にお薦めの本です。

 


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