かるがも矯正歯科 いつも笑顔でいられるように。
かるがも矯正歯科について子供の矯正治療大人の矯正治療矯正治療についてクリニック体験診療時間・MAP
かるがも先生のブログ

メイン

マウスピース矯正 アーカイブ
2010年02月16日
インビザライン


写真は、米国のアラインテクノロジー社が開発したうすい透明のマウスピース型の矯正装置です。
ご自宅でカスタムメードされたマウスピース(アライナー)を2週間に1度交換して行くことにより歯を徐々に動かしていきます。ワイヤーを使用しないため、見た目はつけているのがほとんどわかりません。

ご自宅で治療を進めて行くことができることから1.5~3ヶ月の間隔の通院で治療が可能になります。

見えない矯正治療、目立たない矯正器具、通院回数の少ない矯正治療をご希望される方への最新の矯正治療です。ただし、適応症がありますので、御相談下さい。

近年、この手のマウスピース型の矯正治療は、全国の歯科医院に急速に広まっています。この治療法は、歯科医院で、歯型を取り、技工所に郵送し、マウスピースを作ってくれます。それを患者さんに手渡して使ってもらうだけなので、申し訳ないですけど正直言って簡単な治療法です。そして、矯正の知識のない歯科医院の先生でも治療が可能なため急速に広がっています。そのため今後、全国的にトラブル等の問題が生じてくる可能性はあります。ただし、適応症の判断、矯正の診断、仕上がり、後戻り、に問題がある場合が多く、その問題点をリカバーできる矯正専門医での治療をお薦めします。ちなみに、マウスピース型矯正は、「クリアライナー」「アクアシステム」「ストレートアライナー」????数種類でていますが、基本的な機能や仕組みはどの器具も同じです。しかしながら、この「インビザライン」だけが、矯正専門医のみを相手にしてます。

長所 ・他の矯正装置と比べて虫歯や歯周炎になりにくい。
・他の矯正治療と比べて大幅に通院回数が少ない。
・ブラケット脱離やワイヤーが粘膜に刺さるなどの緊急のトラブルがないため遠方の方でも安心して矯正が出来る。
・プラークの沈着が少ないため矯正中は歯周組織が健康に保てる。
・矯正力による痛みがほとんどない。
・装置が見えない、目立たない。
・ホワイトニングが同時に行える。
 
 
短所 ・症状によりアライナー単独では治療出来ない場合がある。(治療中、相談のうえ従来のワイヤーやブラケットを補助的につける場合があります。)
・食事のたびに装置を取り外す手間がかかる。
・取り外し式装置のため治療結果が患者の協力度に左右される。
・他の矯正装置よりコストが高いため治療費が高くなる。
・12歳臼歯が生えていない小児(小学生)の矯正治療には適さない。

    インビザライン臨床教育サイト」 日本の矯正専門医のための臨床教育サイト
インビザライン・ジャパン・ホーム」 日本インビザライン公式ホームページ

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

2010年05月14日
インビザライン~第1号症例~

マウスピースを使った矯正装置を安易に患者さんに薦める先生が、日本中にいます。矯正の専門医でなくとても患者さんの歯型を取って、技工所に送れば、技工士さんが作ってくれるからです。
でも、診断適応症を間違えると大変なことになります。そして、その仕上がりは、治ってない場合が多かったり、後戻りしたりします。
実際、わたしも一般歯科医によって行われたマウスピースの矯正の後戻りの症例を、結局従来の表側のブラケットという装置をつけて治療した経験があります。 

今年の冬に、ある患者さんが、マウスピースタイプの矯正装置を希望して来院されました。大抵の場合は、「適応ではないので無理です」ということになります。
しかしながら、今回はインビザラインを適用してもきちんとした仕上がりになると判断しました。
その理由は、以下の通りです。
・歯列のでこぼこが、軽度ある。
・臼歯部の咬合がしっかりしている。
・口元、プロファイル(横顔)に問題ない。
そして、
「マウスピースでは、歯を厳密に動かすことについては、難しい場合があるので、マウスピースの治療の後、必要に応じて従来の補助的な装置をつけさせてもらう場合があります。」
「歯と歯の間を0.2~0.3mmほど削合します。」
に同意いただいたので、検査して印象をとって、クリンチェックを行いました。
そして、ようやく、すべてのマウスピースが出来上がり、来週から装着して、歯を動かし始めます。
当医院で、第1号症例となります。ので、現在、スタッフが、装置の指導や仕組みについて準備、勉強中です。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

 

2010年05月21日
インビザライン

今日の午前中、患者さんが来院され、インビザラインによるマウスピース矯正を開始しました。
透明なマウスピース(アライナーと呼びます。)を装着、取り扱い説明を行った後、患者さん自身に着脱練習をしてもらいました。

「意外と、きついですね。」と患者さんは言ってました。そうなんです。 「きついのです。歯を動かすためのマウスピースになりますので、矯正力が加わるようになっているからです。歯が動いているからです。そして、歯が少しぐらぐらすることもありますが、心配ありません。歯が動いているからです。

そして、「20時間以上装着しないと治らない。」「アライナーで、治せきれないところは、従来型の審美的な装置を使う。」この2つが、バカ大事です。


TOPへ戻る
診療内容:小児の矯正(6才頃ー10才頃)/永久歯列期の矯正治療(11才頃ー成人)/部分的な矯正治療
唇裂・口蓋裂・唇顎口蓋裂・顎変形症などの外科矯正治療(健康保険適応)/見えない矯正治療(歯の裏側からの矯正治療)
自立支援医療(更生・育成医療)指定機関/顎口腔機能診断施設 ※当院は、歯並びの専門医院です。
かるがも先生への相談 かるがも先生のブログ かるがも矯正歯科について 子供の矯正治療 大人の矯正治療 矯正治療について クリニック体験 診療時間・MAP