息子の矯正日記

次男の矯正治療3

口腔外科で、上下顎第一小臼歯4本。右上Cの合計5本を抜歯していただきました。抜いた場所は縫合してあります。(写真)

日本人は、顎の成長が悪いため(特に臼歯部のヂスクレパンシー)全顎で矯正治療(二期治療)を行っている患者さんの約3割は、抜かずに矯正していて、残り約7割は、抜歯矯正を行っているというデータがあります。

近年、特に矯正の専門医以外の先生で、抜歯が必要にもかかわらず、無理やり非抜歯で矯正をおこなったり、あまりにも早い時期から矯正をおこなって、抜歯ケースにもかかわらず、非抜歯でできますよ、、、と、矯正を行う先生、研究会が多いです。

抜歯か非抜歯かは、きちんとした検査診断から決定されます。にもかかわらず、どんな患者さんに対しても、非抜歯矯正できます。行いますという医院は気をつけましょう。それは、宣伝です。囲い込みです。

自分の息子にも抜歯矯正の診断をしました。可哀想でしたが、、、が、検査診断し、、今よりも噛み合わせが良くなり、口も閉じやすくなるためなので、頑張ってもらうしかありません。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 (矯正歯科 歯並び 顎変形症)

院長 新部 洋史 (日本矯正歯科学会認定医)

次男の矯正治療3